メガネづくりには、どんな作業が必要でしょうか。特に初めての方は気になる事ですね。
受付と相談 、度数検査、予備チェック、加工調整、最終チェック、お渡しから、アフターフォローまで実際のプロセスを追ってご紹介します。
当店では、SS級認定眼鏡士が責任を持ってご相談を承ります。

受付と相談

スタッフがお客様のメガネについてのご希望や、メガネの調製に必要な事柄のお話を伺います。お仕事や家庭での日常生活、趣味など、使用する目的や場面、頻度によって、適したフレーム、レンズの種類や度数が違います。最適なメガネを調整するためにいろいろなご質問やご希望を、ご遠慮なくご相談ください。

視力測定

視力測定は、快適なメガネを造るために一番重要なポイントです。見え方についてご希望がありましたらご遠慮なくお伝え下さい。また、メガネの用途もハッキリさせておくと度数決定の参考になります。度数検査のコツは、見えにくいときには「見えにくい」と正直に言うことです。

当店では機械でサッと測るのではなく、色々な検査の後、テスト用メガネでの見え方をじっくりチェックしていただいています。検査の内容はその方によって若干違いがあります。

フレーム選び

良いメガネ造りの為には、フレーム・レンズ選びは大切なポイントです。
まず、フレームには外観のデザインやカラーだけでなく、サイズ、材質、機能など様々なファクターが関係します。ブランドだけにこだわったり、ちょっとかけてみただけで決めてしまうのは感心しません。
眼鏡はお顔に直接かける物なので、表情にとても影響します。眼鏡によってその人のキャラクターが左右されることもあるくらいです。

女性の場合は眼鏡にアクセサリーの要素が加わります。使用する場面、合わせるお洋服、好きなアクセサリーの組み合わせ、お肌の色・・・などなどを考えると一つに決めるのはなかなか難しいものです。ご予算なども含めてご相談いただければ、適切なアドバイスをさせていただきます。
また、「鏡ではイメージがつかみにくい・・・」との声にお答えして、当店では試着しながらビデオ撮影をして客観的にご覧いただけます。もちろん試着は無料です。

レンズ選び

レンズには、メガネの使用目的や使用環境などによって、同じ度数のレンズでも、材質、厚さ、カラー、表面処理、機能などたくさんの種類があり値段も様々です。また必ずしも高いものが良いとは限りません。コスメと健康にも影響するのがレンズです。お話を伺いながらご予算に応じて最適なレンズをお勧めいたします。

メガネ加工前の事前作業

お選びいただいたフレームをお顔に合わせて掛け具合を調整したり、メガネを掛けた時の瞳の位置をチェックしたり、出来上がりを想定した調整は、レンズをカットする前の大切な作業です。

加工

データに基づいてレンズを加工し、フレームに組み込んでメガネに仕上げます。大きい(直径75mm位)生地レンズから、眼鏡の型に削りだします。レンズの光学中心を正確な位置に設定し、リムレスフレームならば穴明けをしたり、レンズの周囲に溝を掘ったり、それぞれ異なる条件に合わせて加工します。精密で熟練を要求される手作業です。最近は機械が発達し、素人でも簡単に短時間で加工できるようになりましたが、最終的に頼りになるのは、我々職人の手作業です。

最終チェック

出来上がったメガネが、設計通りに出来上がっているか、傷やゆがみ、ねじのゆるみなどが無いか、お客様にお渡しする前に念入りに点検します。

お渡し

出来上がった眼鏡をお客様に掛けていただき、掛け心地や見え方などの最終チェックをします。その時、使用上のご注意や、お手入れの方法、長持ちさせる秘訣などもご説明します。わからないことなどは十分お尋ね下さい。

アフターフォロー

お求め頂いたメガネが長く快適に使えるようにアフターフォローいたします。気になる所がありましたら遠慮なくおっしゃって下さい。ご使用による型くずれや破損修理・ネジ合わせなどもキチンと対応いたします。クリーニングやかけ心地の調整はいつでも無料で承ります。お気軽にお立ち寄りください。(調整や修理の内容によっては有料になる場合があります。)

いかがですか? メガネをひとつ造るのにもこれだけの手順が必要なのです。
30分でお手軽に・・・なんて、とても無理ですよね。